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#69 20xx年小樽にインバウンドの嵐が吹き荒れた
閑古鳥が鳴きわめき、猫の子一匹歩いてもいなかったコロナ過の堺町通りも今は昔。
行き交う人々の口からはペラペーラ、ペーラペラと渡来語が飛び交い、現金やキャッシュレス決済の電波も飛び交い、堺町通りはべらぼうに儲かっている。
そう! 時を経て今や小樽は大インバウンド時代。
はい、またまたやってきました繫忙期(汗)
年に数回訪れる会社の稼ぎ時……
それでも粛々とリネン交換やら、お風呂掃除やらと、あれやら、これやらをこなしていく我々トマ清掃部……
2025冬。春節、雪まつり、雪明かり。イベントが終わっても一向に終わりの見えて来ない繫忙期。
来週になれば少しは楽になるさと誰かが言う(埋まっていくスケジュール)
待ってましたと追い打ちをかけるように降り積もるドカ雪(埋まっていく車)
あれあれ、坂道で並んでガラガラとキャリーケースを引きずっているよー。
あらあら、真冬なのにミニスカートだよー。
いやいや、苦行の様だけど楽しそうだよー。
やれやれ、小樽は何かの聖地になったのかー。
なになに、もしや小樽はインバウンド教の聖地なのかー。
僕達(私達)は忙しくてぐるぐる目が回るよー。
ぐるぐる、ぐるぐる、洗濯機もフル回転だよー。
コロコロ、コロコロ、コロコロもフル回転だよー。
回る、回るよ、時代もフル回転だよー。
僕達(私達)2025冬。真っ白に燃え尽きました(真っ白に雪にまみれました)
……2025春。そろそろ桜も咲くねぇ。
まったりだねぇ。
スケジュールもスカスカだねぇ。
次の繫忙期が待ち遠しいねぇ。