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#51 桜吹雪と散らかった部屋
もうすぐ桜が咲きそうな小樽です。
しかしトマホークス内の会話で若者は桜に関心が無いよと、そこそこおじさんのサビカンさんに言われ。この桜吹雪を見忘れたかとシャツを脱ぎそうになりましたが背中に何も彫って無いのを思い出してやめた筆者です。
とある朝。
出勤するとマンションのエントランスにカラフルなキャリーバッグが幾つも置かれています。自動ドアの内側では二人の女の子がバッグの周りではしゃいでいます。自動ドアの外側で待つ女性は子供達を見守りながら車が来るのを待っている様子でした。
その日の清掃作業は同じマンション内の民泊の清掃です。部屋に入ると、まだ人いきれの残るその部屋はとても散らかっていて、あちこちにお菓子の包み紙が落ちていました。
朝の光景を思い出しました…楽しそうにはしゃいでいる二人の小さな女の子とそれを見守る女性の姿です。
この部屋を利用したのが朝に出会ったご家族とは限らないのですが宿泊された方がとても楽しんでいってくれた様な気がし、散らかっている部屋を目の前にして微笑ましい気持ちになりました。
勿論、清掃は大変なものになりますが、無機質な気持ちで清掃をするより、はるばる遠くから旅行者の方達が運んでくれた空気を感じながら一つ一つ元の形に戻していく。そんな清掃が好きなのです。(注!個人の感想によります。そして筆者が民泊に宿泊した時には楽しんで散らかしちゃいますよーっと言っている訳ではない。悪しからずw)